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釈迦の本意を明らかに [親鸞聖人]

2600年前、釈尊は、全人類の救われる道を、
説き明かされていかれた。
それが、仏教である。
その釈尊の本意を明らかにされた方が、
日本にお生まれになった親鸞聖人である

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仏教にはいろいろな宗派があります。
浄土真宗もその一つで、
親鸞聖人が独自に解釈し、
作られた教えだろうと思っている人が、
世間には少なくありません。

しかし、聖人は常にこう仰せであります。

更に親鸞珍しき法をも弘めず、
如来の教法をわれも信じ人にも教え聞かしむるばかりなり

「更に親鸞珍しき法をも弘めず」
とは、
「親鸞は、今まで誰も教えたことのない新しい、
珍しい教えを伝えているのではない」
ということです。
では、誰の教えを伝えられたのか。
「如来の教法をわれも信じ人にも教え聞かしむるばかりなり」
と言われています。
「如来の教法」とは、
約2600年前、インドに現れた釈迦如来(お釈迦さま)の教え、
仏教のことです。
その釈迦如来の教えを自らも深く信じ、
皆さんにも伝えているだけなのだと仰っています。

お釈迦さまの教えを、私見を交えず、
そのまま伝えていかれた方だったことが分かります。

では、お釈迦さまの教えとはどんな教えでしょうか。
それは、全人類の救われるただ一本の道を、
説き明かされたものでした。

お釈迦さまは、一国の王子シッダルタとして生まれ、
29歳で城を出て、修行のために山へ入られた。
地位や財産、名誉など、全てを捨てての出城でした。
なぜ、独りご修行なされたのでしょう。

●逃げられぬ4つの苦しみ

お釈迦さまは、人生には、逃れられぬ4つの苦しみが
あることを知られました。
その4つとは、生苦・老苦・病苦・死苦。

まず生苦。
人は、生きるために衣食住を求め、
嫌でも毎日歩かねばならない。
今日一日生きるのも、簡単ではありません。
若い時はどんなに頑丈で美しい肉体も、
だんだんと容姿や体の機能が衰え、
自分の体が自分で思うようにならなくなるのが老苦です。
次に病苦。
風邪や肺炎、糖尿病、心臓や腎臓病など、
体一つで幾千の病と闘わねばなりません。
治っても、また別の病に苦しみます。
最後に死苦。
死ぬほどつらいことはない。
地震や津波、エボラウイルスなどの対策に懸命なのは、
誰しも死にたくないから。
しかし、人は100パーセント死なねばなりません。
宝くじを当て、マイホームを建てた喜びも、
死の前には無力です。
人は皆、苦を厭い、幸せを願いながら、
苦しみから逃れられず、得られた幸せも、
老いと病、ついには死によって総崩れになってしまいます。

この万人の生死の大問題を解決し、
本当の幸せになる道を、釈迦は求められたのです。

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●すべての人の救われる道

仏覚をさとられたお釈迦さまは、
どうにもならぬ苦悩の人生を、
必ず絶対の幸福に救う、阿弥陀仏という仏の本願があると、
教えられました。

この釈迦一代の教えを記された一切経を、
何度も読み破られた親鸞聖人は『正信偈』に、

「如来(釈迦)世に興出したまう所以は、
唯弥陀の本願海を説かんとなり」

と説かれています。
釈迦如来がこの世に生まれ、
仏教を説かれた目的は、
阿弥陀仏の本願一つを説かれるためであった、
との断言です。

この阿弥陀仏の救いを、親鸞聖人は、
“苦海の人生に大船あり”
と教えられました。
大船とは、阿弥陀仏の本願のこと。
お釈迦さまの本意を明らかになされたのが
今日「世界の光」と仰がれる親鸞聖人だったのです。


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