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阿弥陀仏の救いはハッキリするのか!? [Q&Aシリーズ]

(真実の仏教を我々に叫んでくださっている先生の書物「とどろき」から載せています。 ) 

(問い)
弥陀の救いはハッキリするのか
信心獲得するとハッキリすると言う人と
迷いの人間にハッキリすることなんかないと
言う人とがありますが、
どちらが本当なのでしょうか。

(信心獲得とは、阿弥陀仏に救われたことです)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(答え)
ハッキリするのは当然のことですが、
意外に多い質問です。

信心獲得するとは、
阿弥陀仏の救いに値(あ)
ったことをいうのです。
弥陀の願力によって往生一定、現生不退、
絶対の幸福に救われたことをいいます。
この世も苦しみの連続であり、
未来も必堕無間の一大事を抱え、
十方の諸仏にも見放され
苦より苦に流転してゆく私たちを
憐れに思われて
「我をたのめ
必ず絶対の幸福に救う」
と誓っていられるのが阿弥陀仏です。
もちろん、死後のことではありません。
だから弥陀の本願を平生業成というのです。

平生に苦悩渦巻く人生を、
光明輝く人生に救うというお約束です。

こんな素晴らしい本願は世にありませんから
親鸞聖人は『正信偈』に、

「無上殊勝の願を建立し、
希有の大弘誓を超発せり」(正信偈)
(阿弥陀仏は、無上最高、
希有の誓いを建てられている)
とおっしゃっているのです。

その弥陀のお約束通りに、
往生一定、現生不退、絶対の幸福に助かったことを
信心獲得とか、信心決定というのです。
これは全く弥陀のお力(他力)によってであることが
ハッキリ知らされますから、
明信仏智といい他力の信心というのです。

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●一念のハッキリした救い

しかも、この弥陀の救いは一念で
完成するのです。
それは、弥陀が命一刹那に迫っている人をも
救うために、
「ひとおもい」(一念)で
救うという約束をなされているからです。

親鸞聖人はこれを
「一念往生」
とか
「一念の信心」
とおっしゃっています。
一念という時剋の極促で私たちの苦悩を抜き、
無上の幸福を与えてくだされるのです。

これを抜苦与楽とも破闇満願とも説かれています。
阿弥陀仏の救いは、
このようにハッキリしていますから、
「これで、助かったのだろうか」
とか
「信心獲得できたのだろうか」
などと思案したり、
他人に尋ねることではないのです。

親鸞聖人の『教行信証』その他に
書かれていることは、
この弥陀の不思議な救いの驚嘆と、
広大な慶心ばかりです。

覚如上人も
「救われたことを喜んでいる」
と『執持鈔』におっしゃっています。
蓮如上人も
「他力の信心を今獲たり、
弥陀より賜った大信心ということ、
今こそ明らかに知られたり」
と『御文章』に記されています。

ハッキリしなければ、往生の一大事、
安心できません。

救われた喜びはなければ
「真宗宗歌」も歌われません。
「真宗宗歌」には、
「永久の闇より救われし、
身の幸なにに比ぶべき」とか、
「深きみ法にあいまつる、
身の幸なににたとうべき」
と歌われているからです。

ただのただもいらん、ただだったと
ハッキリするまで聞き抜きましょう。


タグ:弥陀の救い
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ナベちはる

こんばんは。

ハッキリとしないと、安心できない。本当だと思います…
その分、ハッキリとするまで聞き抜いて今度はスッキリとしたいですね!
by ナベちはる (2014-02-21 00:38) 

minsuke

ナベちはるさん、コメントありがとうございます。
「ハッキリしなければ、往生の一大事、
安心できません。」
というのは、すでにハッキリしているので、
極楽往生は間違いなく、大安心だと言われたお言葉です。
一番最初に
「ハッキリするのは当然のことですが、
意外に多い質問です。」
と書いてあります。
そこを読んでいただければ、
ナベちはるさんのコメントにはならないはずですが。
弥陀の本願にハッキリしていなければ、
真実の仏教は説けません。
仏教=弥陀の本願ですから。
この記事は、真実の仏教を説かれている先生の書かれたものです。
それは、ブログの説明に書いてあるので皆さん分かっていると
思いますが。
真実の仏教は、弥陀に救われている人でないと
説けません。
それと、一切経を何回も読み破った人でないと、
人を導くことはできないのです。
そんな方は、数百年に一人しか現れません。
ナベちはるさんだけでなく、皆さん、早く仏法を求めて欲しいです。
先生はもう85歳になられます。
聞かせていただきたくても、時間はあまり残されていないのです。
今生で救われなかったら、臨終で泣くのは皆さんなのです。
また長くなりますので、このあたりでやめますね。
質問あれば、また気軽にしてくださいね。
by minsuke (2014-02-21 01:07) 

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