SSブログ

親鸞聖人の教えって? [親鸞聖人]

 (真実の仏法を説いておられる先生の書かれた「とどろき」より載せています) 

独自の教えを説かれたのではない

「浄土真宗」とか、「親鸞聖人の教え」と聞くと、
何か独自の教えを考え出されたように思うかもしれませんが、
そうではありません。

更に親鸞珍らしき法をも弘めず、
如来の教法をわれも信じ
人にも教え聞かしむるばかりなり

「更に珍らしき法を弘めず」とは、
「親鸞の伝えていることは、
決して珍しい教えではありません」
ということ。
珍しい教えとは、今までで誰も説かなかった
新しい教えのことです。
聖人は、そんな珍しい教えを伝えたことは
一度もなかったのです。

EPSON179.jpg-1.jpg

親鸞聖人の教え=仏教

では、どんな教えを伝えられたのでしょうか。
如来の教法をわれも信じ
人にも教え聞かしむるばかりなり

と言われています。
如来の教法とは、釈迦如来(お釈迦さま)の教え、
仏教のことです。

約2600年前、インドで活躍なされたお釈迦さまは、
35歳で大宇宙最高の「仏」というさとりを開かれ、
80歳でお亡くなりになるまでの45年間、
教えを説いていかれました。
それが仏教です。
その仏教を
「間違いないと、親鸞知らされたから、
皆さんにもお伝えしているだけなんだよ」

とおっしゃるのです。

EPSON180.jpg-1.jpg

仏教には何が教えられているか

お釈迦さまは何を教えられたのでしょうか。
釈迦45年の説法は、
すべて「お経」となって残されています。
その数は7000余巻。
総称して「一切経」といわれます。
この7000余巻の一切経を全部読んで、
しかも正しく理解しなければ、
仏教に何が説かれているのか分かりません。
だれでもできることではありませんね。
親鸞聖人は、その一切経を何回も読み破られて、
「お釈迦さまの説かれたことはたった一つだ」
と、『正信偈』の中に驚くべき断言をされています。

親鸞聖人の、そのお言葉をお聞きしてみましょう。

EPSON180.jpg-2.jpg

仏教=弥陀の本願

如来所以興出世
唯説弥陀本願海
」(正信偈
「如来、世に興出したまう所以は」とは、
釈迦如来がこの世にお生まれになって、
仏教を説かれた目的(所以)は、ということ。
それはたった一つのことを
説かれるためであったとの断言が、
次の「唯説」。
その唯一つのことこそ「弥陀の本願」です。
その広さ、深さはこの世で例えるなら「海」しかないので、
本願海とおっしゃっています。
お釈迦さまが説かれたことは、弥陀の本願唯一つ。
だから親鸞聖人も、その弥陀の本願一つを生涯、
教えていかれたのです。

EPSON181.jpg-1.jpg

EPSON181.jpg-2.jpg

 阿弥陀仏とはどんな仏さま?


nice!(41)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

nice! 41

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。